8月終了💨

院長の白石です。まだまだ暑い日が続きますが、8月もあと2日で終了となります。オリンピック・パラリンピック開催・コロナ感染者数爆増といろいろありました。

オリンピックの閉会式でも指摘がありましたが、巷でも暑いせいもありマスクをされていない方もちらほら。コロナが流行りだした当初はマスクが品薄になり争奪戦・価格高騰と大変でしたが、現在は手に入りやすくなっています。ウレタンマスクの方が、リユースで着け心地もよいとのことで、使用されている方もいらっしゃいますが、やはり不織布マスクをお勧めしたいです。スーパーコンピューターの分析でも飛沫を吐く・吸う　いずれも不織布マスクの方が性能が高いです。驚いたのはウレタンマスクは、布マスク以下の性能とのことでした。マスクの使用法について言えば、大人の方でも「鼻出しマスク」ひどい方は「顎マスク」（マスクしてないだろってツッコミたいです）の方も散見されます。9月に入り、幼稚園や小学校も始業すると思います。小さいお子さんの場合、マスクの適切な使用も大変だと思いますができるだけして欲しいです。

他に予防の柱となっているのはやはりワクチンでしょうか。主に職域接種で利用されているモデルナのｍRNAワクチンに異物混入が言われたり、渋谷の若者向け接種会場に長蛇の列（結果抽選）とワクチンの話題も尽きません。塩野義製薬の「遺伝子組み換えたんぱくワクチン」を期待していたら、こちらは今年度中の供給を目指すとのことで。若干トーンダウン。一方、同じ「遺伝子組み換えたんぱくワクチン」を米ノババックスが武田薬品工業と提携して、日本で製造とのこと。来年初頭から供給を受けることを交渉中との報道です。製薬会社の開発競争はすごいなと思います。色々選択肢がある方が、接種される側としてはいいことなのでどの製薬会社にも期待しています。

コロナウイルスの現在の流行株はほぼデルタ株のようです。コロナウイルスは以前にも記載しましたが、RNAウイルスのため今後も変異していくと思われ、長期的なスパンで考えればワクチンや今後開発されるであろう治療薬の登場により感冒を引き起こす従来のコロナワクチンのような立ち位置になってくれると有難いです。

当クリニックの開院準備のために自宅から定期券を購入して足繫く通いだしたのが昨年の8月末になります。あっという間に1年が経ちました。これからの一年はどうなることやら、不安は尽きませんが一歩一歩がんばろうと思います。