閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)について

  • 2021.07.14

院長の白石です。時々ドライバー🚗が居眠り運転😴で重大事故を起こしたと報道されることがあります。他人事ではなく、私も冬眠中の自家用車を運転する際は気を付けたいです。この居眠り運転の原因のひとつに睡眠時無呼吸症候群があるとされています。睡眠時無呼吸症候群の患者様では、交通事故のリスクは一般ドライバーの2倍以上とのことです😲。ということで本日のお題は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群についてです。

睡眠時無呼吸症候群には「中枢性」と「閉塞性」があります。「中枢性」は脳から呼吸の指令が出なくなるタイプで、心不全の患者様に見られますが、頻度は「閉塞性」の方が多いです。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は、睡眠中に呼吸が止まる・浅くなる・弱くなることにより日常生活にさまざまな障害を引き起こす疾患です🙄。

原因は、睡眠中に空気の通り道が狭くなることです。加齢による筋力の低下、肥満による舌の肥大、形態的問題(顎の後退・扁桃肥大)等があります。また、口呼吸をしていると舌が落ち込みやすくなります。

夜間の症状は:いびきがうるさい、寝汗をかく、寝相が悪い、何度もトイレに起きる等、昼間の症状は:倦怠感や頭が重い、日中の眠気等があります。

検査ですが当院ではフィリップスの検査機械を導入しています。受診して頂いて、検査機械は代理店からご自宅に宅配。検査後代理店に返送して頂いて、データ解析。結果が当院に郵送されて、再診時に結果説明といった流れです。少し大きめの腕時計を寝ている間はめてもらう感じです。

一般的にOSASの重症度はAHI(無呼吸低呼吸指数)で表します。AHIとは1時間に10秒以上の無呼吸・低呼吸が発生する回数を示します。

上記の簡易検査で重症度が確定できない場合は、ポリソムノグラフィー(PSG検査)という入院が必要な精密検査となります。当院では勿論できないので、紹介となります。

治療に関しては、重症度によりますがCPAP(持続陽圧呼吸療法)装置による治療が基本となります。CPAP装置からホース・マスク経由で空気を気道に送り、気道の閉塞を防ぎます。一定の基準で保険適応となります。当院ではフィリップスの装置を代理店経由で患者様宅に配送しております。

また、口腔内装置(マウスピース)や扁桃肥大に対する手術が行われる場合もあります。いずれの場合も適切な病院を紹介させて頂いております。

ざっと説明させて頂きました。検査のご相談は随時受け付けておりますので、ご来院お待ちしております。

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