陥入爪手術

  • 2021.05.19

院長の白石です。ブログもネタが無くなってきて困っておりました😆が、スタッフから陥入爪の患者様が続けて来院されたので「陥入爪はどうでしょう」と提案があり、即採用しました❗

陥入爪の治療は非常に奥深いのですが、一般的なガター法という小手術を紹介したいと思います。爪の周囲の皮膚が炎症を起こして腫脹・出血しているようなタイプに対して行います。まずは麻酔をします。麻酔をしないと痛くてかなり辛い😱と思います。まあ、麻酔も痛いのですが😅

赤い部分が、炎症を起こした肉芽組織です。爪の辺縁を出すと、棘状になっており、それに反応して肉芽組織が出来ていることが多いです。従って棘の部分のみを切除して、さらに爪と皮膚(肉芽組織を含む)の間に空間を入れる目的で、チューブを挿入します。そうすれば、爪から皮膚への刺激が減少し、肉芽も改善するという流れです。そのあとは、チューブが爪から脱落しないように色々な方法で固定します。

陥入爪の予防としては、やはり爪の切りすぎに注意❗ですね。見た目は悪いですが、爪の角を出す形で四角く爪を切るといいようです。角が残っていれば、ワイヤー等をかけて爪を矯正することも可能です。陥入爪は一度良くなっても、歩き方や靴の影響もあるのかもしれませんが、ある程度の割合で症状が再燃するのが厄介な所だと思います。

さて、当院も開業して7カ月を超えました🎊。開業祝いとして頂いたパキラですが元気に成長中です。因みに約10年前に南砂のスナモで購入したパキラは1年持たずに枯れてしまいました。原因は水のあげすぎだったと思います。なのでクリニックのパキラには塩対応です😁。

次回のブログは何にしようかな?と悩んでしまいますね。継続は力なりで頑張りたいです。

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