「笑い」と免疫
- 2021.03.01
院長の白石です。ブログ当番があっという間に回って来てしまい、焦る焦る😱。ネタも無くなって来たので、海外旅行ネタに現実逃避✈も考えましたが、本日は「笑い」について書くことにしました。
幼稚園~小学校低学年まで祖母に連れられお寺で毎月開催された落語会に行っていました。その頃から、落語を聞くのは好きです。TVで早朝や深夜にやっている落語番組を観たりもしています。落語と言っても、大きな笑いからクスっとする笑い、またしんみりした人情話まで色々です。噺家の方は、話だけで観客の感情に訴えるのですごいなあと思います。
以前、大阪国際がんセンターで、漫才や落語による「笑い」によって、がん患者の免疫力向上のほか、緊張や疲労といった心身の状態も改善したことなどが確認されたと発表されたそうです。よく言われているのは、「笑い」によって体のNK細胞(免疫細胞の一つ)が活性化し、活性化したNK細胞ががん細胞を攻撃することで、進行の遅延や痛みが軽減するのではないかということのようです。
このところ、コロナ禍で今までの生活ができなくなり、ストレス等で「笑い」が生活に少なくなっているのではと思います。コロナウイルス感染のリスクと「笑い」の効果について調べている研究があるかとググッてみましたが、流石に見当たりませんでした。NHK首都圏ナビ(2021年1月4日)に「コロナ禍を笑いの力で乗り切ろう」という社会学的アプローチの記事はありました。
まあ、昔から「笑う門には福来る」とも言いますし、難しいことを考えずに日々笑って過ごしたいと思います😁
それでは一席、
えー、昔、あるところになかなか子どもが生まれない夫婦がおりました。しばらくたって漸く、かわいらしい男の子が生まれました。お父さんとお母さんは大変喜び、この子が元気で長生きするように、村のお寺の和尚さんに頼んで、長生きできそうな名前を付けてもらいました。
「和尚さん、漸く子供が生まれたよ。疫病にかからないように、元気で長生きする名前を付けておくれよ。」
和尚さんも今までそんなことを頼まれたことはありません、そりゃ困ったなあと内心思いましたが、ここで断っては威厳が保たれません。「うーん」と一生懸命考えて、ありがたい意味や長生きした人の名前をくっつけて、とても長い男の子の名前をひねり出しました。
それは「寿限無 寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末 ・・・・・」
診療に差し障るので本日はこの辺で。興味のある方は、調べてみて下さい。超有名な前座話です😁。