社医のお仕事

  • 2021.01.25

院長の白石です。ブログに立ち寄って頂き有難うございます。ネタがないので更新に困ってしまいますが、「継続は力なり」の精神で頑張ります😅。以前産業医ということで一般には馴染みがないDrの仕事内容を紹介しました。今回はさらにマイナーな「社医」というDrの仕事内容を書こうと思います。社医:生命保険会社で勤務する医師のことです。で何をするかと言えば、①診査業務②査定業務に分かれます。査定業務は、さらに②-1 引受査定、②-2 支払査定に分かれます。大きい保険会社の場合は分業になっていますが、小さい保険会社では一人の先生が何役もこなします。

ではどうして社医なる人々がいるのでしょうか?「生命保険に加入するのに健康な人と疾患がある人の保険料が同じって不公平じゃないの?」「不正に給付金や保険金を受け取る人がいたら、真面目に保険料を払っている人が損をする。」などの考えで社医という人々がいます。

①診査業務 生命保険に加入希望の方の健康状態を確認することです。一般的な診察や尿検査・血液検査・心電図などがあります。診査室(いわゆる診察室)には看護師もいないため、尿検査や採血も自分でするし、検体の処理も自分でやります。保険金額や内容によっては往診にも行きます。往診先で諸検査をやったりします。普通の診察と違うのは、告知受領権(こんな病気で治療していました。治療しています。などを保険会社に報告する権利)が診査医にはあるので、洩れなく告知して頂くことです。往診先には十分な診査場所が確保されているとは限りません。音がうるさい工場の一室などまともに聴診できるのか疑問な場所などはまだいい方です。職場の人には保険加入を知られたくないから、職場の廊下の角でやって欲しいなど、無茶な注文もあります。「そんなの無理です」って一方的に断ったら、「じゃあ保険加入は止める」と怒らせてしまうので、落としどころを見つけるのも診査医の仕事です。「患者様」ではなく「お客様」なのです。

②-1引受査定 告知内容や診査所見、その他人間ドック資料や、以前の支払い関係の資料(診断書など)を元に、今回加入する保険の保険料が正しいか判定する仕事です。一日、パソコンの前に座って画面を見て過ごします。アンダーライターと呼ばれる事務職員でほとんどの案件は処理されますが、それでも医学的に判断が付かない案件が査定医に回付されてきます。スーツを着てパソコンに向かって普通のサラリーマンです。

③-2支払査定 給付金・保険金が提出された資料に基づいて正しく支払われるか判定する仕事です。こちらも事務職員でほとんどの案件が処理されるので、査定医に回付されるのは一部です。こちらもパソコンと睨めっこなので普通のサラリーマンですね。

白衣を着ている医師だけではなく、色々な所で活躍されている先生がいることをご理解いただけると有難いです。最後まで読んでいただいた皆様有難うございました😁

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