ハクビシン・アライグマ

  • 2021.10.12

院長の白石です。過ごしやすい季節になってきました。先日、砧公園に久しぶりに行きましたが、芝生広場は変わっていないですね40年前とほぼ同じでした。芝生と言えば、今まで行った公園の芝生で一番整備されていて、綺麗だったのは過去のツイッターで記載しましたが「皇居東御苑」です。無料なのに意外と空いているので、行かれたことがない方はぜひどうぞ。さて、世田谷区には砧公園以外にも馬事公苑や蘆花公園など緑がたくさんあります。23区唯一の渓谷、等々力渓谷もあります。そんな自然が残る世田谷区で・・・・

先日帰宅時に「野良猫」かと思って凝視したら、「猫」にしてはしっぽが長いなと。以前に妻から「ハクビシン」を見たと聞いていたので、「あれが、ハクビシンか」となりました。調べてみたら、緑がたくさんあるから世田谷区に生息しているというより、家屋に住み着いているようです。世田谷区のホームページを調べてみると、ハクビシンだけではなくアライグマも生息していると記載がありました。アライグマと言えば、「ラスカル」を連想し、動物園の人気者というイメージでしたが、こちらも「生活環境や農作物に被害を及ぼす特定外来生物」とのことで厄介者のようです。

ハクビシンにしてもアライグマにしても、かわいいからと言って餌付けなどは禁物です。寄生虫などに感染している恐れもあり、要注意です。本来は人間に寄生しない病原体が何かの変異で人間に寄生した場合、致死的になることがあります。ホームページによると世田谷区では条件を満たせば、専門の業者を派遣してくれるそうです。もともとはペットとして日本に持ち込まれて、野生化したものと考えられています。その中で、住宅地での生活環境に順応していったのでしょうか。彼らも生きるために必死で順応しているので、結局はペットとして持ち込んで、飼えないからと言って野に放った人間がいけないのかもしれません。

今日はこの辺で失礼いたします。

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