オンライン診療

  • 2021.02.22

院長の白石です。このところのコロナ禍の影響もありオンライン診療のセールスが結構あります。私が子供の頃には考えられないですね。小学校の頃、21世紀の生活という題材で、腕時計型のテレビ電話を描いた記憶があります。今、スマホでほぼ実現しているという現実、ここ30-40年ですごい進歩だと思います😲。今後30-40年後はどうなるのでしょうか🙄日本の人口は減少傾向↘なので、AIに代われる仕事はAIになっていくのかなと思います。医師という職業も、業務形態が変わるでしょうね。

さてオンライン診療の話に戻ります。タブレットやスマホ📱で遠隔地とのコミュニケーションがとれるようになり、オンライン診療も可能となりました。ガイドラインでは「オンライン診療:遠隔医療のうち、医師-患者間において、情報通信機器を通して、患者の診察及び診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、リアルタイムにより行う行為。」となっています。

色々な業者の方からセールスがありますが、当院では現状難しい😒とお伝えしています。通院負担の減少や二次感染防止などのメリットは大きいと思いますが、オンラインだと検査💉などもほぼ困難なため、慢性疾患で病状が安定した患者様以外にはなかなか難しいかなと思っています。特に当院の場合、外傷の患者様などは対面で処置を行わないといけないので、ほぼ無理です。また初診の患者様については、正直かなりハードルが高いと思っています。

オンライン診療からはズレますが、放射線医の画像の読影などは個人情報の漏洩がクリアできればオンラインでもほぼ問題ないのではないかと思います。また、さらに未来の話になりますが、オンライン手術(遠隔手術)の開発もされているようです。勿論、完全に遠隔地のドクターだけで執刀するのは、不測の事態に対応できないため、遠隔地のドクターも手術に加わるといったイメージです。

オンライン診療でも対面診療でも患者-医師間の信頼関係の構築は重要だと思います。当院でもオンライン診療の導入予定は今のところありませんが、マイナンバーカードが保険証として使えるようなシステムについては導入予定で、手続きを進めています。患者様が待合室でお待ちいただく時間が短縮されればよいと思います。

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